私はまったく普通のサラリーマンから27歳で脱サラ転職してパン屋さんになりました。
いわゆる「脱サラ系パン屋」です。
ただ、わたしの場合は3年半のパン屋さんでの修行を経験しています。その後、フランスの国立製パン学校へ留学し、現地の老舗石窯パン屋さんで働いていた経験があります。
しかし、今振り返ったとき、開業一年目から利益を出し10年連続増収増益を続け、地域の繁盛店として一定の結果を出すことができた要因は、一番最初の3年半の修行期間にあったと思っています。
そこで作っていたパンは自分の焼きたいパンとは違い、できあいの具材を使ったり、冷凍生地(パイやクロワッサン)をそのまま焼くだけだったり、
製パンにしてもイーストフードという食品添加物を平気で入れていたりしていました。だからどうしても、作りながら疑問や不平不満を抱きながら働いていました。
あの3年半は今思い出しても楽しかった思い出は何もないぐらい修行三昧の日々でした。しかし、開業して間もなくして気づきました。あのときの修行で学んだことが今、血となり肉となっていることを。
いや、血肉の前のパン屋としての「骨格」を作ってくれたんだと。
つまり、総合的かつ実践的な製パンの基礎と、繁盛パン店経営の基礎を徹底的に学んでいたんだと。今は、あの時代に感謝しています。
パン職人歴20年を過ぎたいまもその思いはますます確信に満ちてくるのです。
だから、20代~35歳ぐらいまでの独立希望者には、できるだけ地域一番店の個人店での数年間の修行を薦めています。もちろん当店でも募集しています。
しかし、ここ数年
35歳以上、40代それ以上の人で修行する場所が見つからない。修行させてもらえない。修行する時間がない。
という壁にぶつかっている人がわたしのお店にたくさんやってきてなんとか修行をさせてもらえないか、教えてもらえないかという相談要望が増加しています。
わたしのお店では、35歳以下の独立開業予定者がすでに数人働いており、小さなパン屋なのでこれ以上は雇えないのが実情です。
ずっといままで断り続けてきましたが、何かわたしの経験の中で、サポートできることがあるのではないかとずっと考えていました。
昔のわたしのように同じパン職人への道を目指すひとがけっして楽ではないパン職人の道をあえて選ぼうとしている人の可能性をNO!(ノー!)の一言で断ち切ってしまって本当にいいのか
それをずっと考えてきました。
これがわたしが、実店舗を経営しながら「稼げるしあわせパン屋さん開業塾」をはじめた本当の理由です。この開業塾では40歳以上のひとでも脱サラ転職して
パン屋さん開業の道を選びその目標を最短で実現できる力を養うことを目標としています。
********************
もしあなたが、まったくのゼロからパン屋さんを開業し、これからの人生を、パン職人として本気で生きていこうと考えているなら、いますぐ下記ページの
「稼げるパン屋さん開業塾」へ登録(無料)してください。
いまなら期間限定で「パン屋さん開業秘話」無料動画をプレゼントしています。締め切ってしまう前にお急ぎください!
PROFILE
最新の投稿
- 2023.03.25パン屋さんで修行中の人OPN (お元気パン屋ネットワーク)とは
- 2023.03.04パン屋さんで修行中の人20周年 ★ 継続よりスゴイ!「重続力」
- 2023.01.13ひとりさんの成功法則『出しきる』の話(畑のはなし)
- 2021.06.07ひとりさんの成功法則ひとりさんの「奇跡の話」