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考えられる3つのパン屋さん独立開業への道

考えられる3つのパン屋さん独立開業への道

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逆算から考える「開業」へのプロセス

「パン屋さん独立開業を目指す」ことの本当の意味

サラリーマンを辞めて(脱サラ)「パン屋さん独立開業を目指す」ことの本当の意味は何でしょうか?

それは、会社員がキャリアアップのために同業他社へ転職したり、単に給与面や福利厚生など条件のよいところを探して行動する「転職」とは、まったく意味がちがいます。

何か?

それはサラリーマン(被雇用者)の世界から飛び出し、退職金や失業保険などの保障は一切ない、きわめて厳しい経営者の道(雇用者)へ飛び込んでいくことを意味します。

したがって、この場合は当然、深刻に考えておかなくてはならないリスクがあります。

それは、独立開業への第一ステップである転職先(修行先・学校)選びに失敗すると、あなたの人生設計が途中で暗礁に乗り上げ、開業までの道の途中で路頭に迷い、最悪の場合、失業してしまうかもしれないリスクです。

特に20代後半から30代にかけて、パン職人への転職を考え始めた「転職組」にとって、パン職人への転身は体力的にもラストチャンスです。

あと戻りのできないチャレンジだという自覚が絶対に必要です。

さらに、限られた時間の中で修行などの経験を積み、目標までこぎつけるためには、脱サラし修行に入るときに、「自分はもう独立した個人(個人事業主)だ」というぐらいの気構えを持ちましょう。

ここを押さえたうえで、では「最短でパン屋さん開業するにはどうすればいいのか?」というテーマを考えていきます。

独立までに考えらえる3つの道

普通に考えると、製パン学校など専門学校に通って資格を取得するのと同時に総合的な技術を学ぶのが、安全で時間も節約できそうに見えます。

本当にそれが、ベストな選択でしょうか?

一定期間サラリーマンとして社会経験を積んできたひと(転職組)にとって、それはゼロからのスタートを意味します。100万円以上の授業料と半年~2年という時間。さらに実践訓練は別途そのあとから。そして開業時にさらなる資金がのしかかります。

そうなると、専門学校に入り資格を取りにいくコースはやはり、資金と時間のリスクが高いのは確かです。

一方で、おもいきってパン屋さんで修行し実践的な経験を積むほうが早道かなと思っている人がいるかもしれません。

しかし現場(修行先)には、10代の頃からその道を目指している年下のライバルたちがすでにいる。

そんな彼らより大きく遅れてスタートし、彼らの後輩(下働き)として、頭を下げ、我慢しなくてはならないかもしれない。

そんな考え(リスク)が頭に浮かび、修行に飛び込むことにためらいを感じ躊躇してしまっているかもしれません。

その気持ちはよく理解できます。年齢が上がれば上がるほどそういった気持ちは強くなって当然です。プライドというものはいつだってやっかいなものです。

だからと言って、

「未経験でも短期間でパン屋さんになれます!」
「数週間・数か月の研修でお店を開業できます!」

といった耳ざわりのよい言葉で、

資格や技術取得、開業をすすめるパン屋さん独立支援のコンサルタントなどに、大切な(開業)資金を投入してしまうのは、「中長期的な視点(5年~10年以上)」に立ったとき自らリスクを増大させる行動です。

最終的にはあなたの貴重な時間やお金を、浪費してしまうだけの結果になりねかねません。

もしあなたが、25歳以上で、開業資金もこれから貯めていかなくてはならない状況であるならば、いまここで冷静に考えてみましょう。

お金さえ払えば、修行期間を短縮して技術が身につく。経営も教えてもらえる。お店が開ける!と、考えたくなることはわかります。

しかし、今まで

包丁を持ったことすらなかったあなたが、

パンのこね方すら経験したことがないあなたが、

釜の前で火の番を経験したことがないあなたが、

サービス業を、経験したことのないあなたが、

たった一週間や半年で「プロのパン職人」と成り、ライバルがひしめき合う厳しい商売の世界で生き残ていけるだけの職人力や経営力をマスターできるでしょうか?

そして、開業後その後10年20年の「長期」にわたり、生き抜いていける(つぶれない)確信をもてるでしょうか?

お金は時間を買えますが、
実力は決して買えません。

なんとなく、うまくいくんじゃないか?

だけで決めていい時期は、もう過ぎています。そこに気づくことが、冷静に判断する自分を取り戻してくれます。

逆算から考える「開業」へのプロセス

このように、転職でパン職人の道に進むリスクについて考えてきましたが、パン屋さん開業へのプロセスはいくつもあります。どれが正解かというものはありません。

しかし、最終的に独立開業を目指しファーストステップを踏み出す時、決して忘れてはいけない重要なことがひとつだけあります。

それは、

●「開業」がゴールではない

ということです。

なにより頭に叩き込んでおかなくてはいけないことは、脱サラ転職してパン屋さん独立開業する目的は、開業後、10年20年の長期間にわたり経営を続け、利益を出し続けることです。

同時に家族やともに働く仲間を守り、健康で、毎日笑顔で元気働けて、心から「しあわせ」だと実感できることです。

それこそが、目指すゴールであり、そこからの逆算で「独立開業」へのスタートを切る必要があるのです。

転職のためにどの道を選択するにしても、この最終目的がしっかりと実現できるかどうか、それぞれの現状(スタート地点)とゴールを照らし合わせて、冷静に考えていく必要があります。

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PROFILE

笠間研成
笠間研成「パン屋さん独立開業への最短距離」運営者
名古屋市天白区で「ブーランジェリーぱぴ・ぱん」を経営

サラリーマン生活を経て27歳で脱サラ、パン屋の道へ

2003年の独立後売上を順調に伸ばし月収100万円を達成
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